必要性 |
防犯・監視カメラ を設置する場合、画面で動く画像を見る事ができれば良いのではと最初は思ってしまいます。カメラは各種あり、便利な機能(遠隔操作など)のものが宣伝されておりますが、人が見ている時のみ有効のものは専任者が配置されている場合以外は実用的ではありません。 実用的な運用で望ましい使用方法は、見たい時に過去の見たい動画を効率的に見れるという方式ではないかと思われます。 動画を記録する事は、難しいので避けようかと、静止画を記録する方式を実施してみた事がありますが、見たときの情報量は動画と比較すると非常に少なく、動画をどうしても採用したくなりました。 |
選定方針 | 動画を採用すると、どのような形式の動画を採用するか、が課題となります。選定する方針は、画像データがコンパクトで、再生するソフトが一般的に使用されているものである事が望ましいと判断されます。特に動画は通常の録画ではデータ量が非常に大きくなってしまうという問題があります。 |
録画方式 | 一般的な防犯ビデオは、連続録画の方式でビデオテープに録画する方式でした。繁華街に設置する場合には、常時人通りがあるためこの方式で良いと思われますが、たまに人が通る場合は無人の録画が多く、見るのも非効率となります。 必要な時にのみ録画する方式として、動くものが検知範囲に検出された場合に録画を開始する方式を採用しました。設定を適切に行えば、十分に満足できるものになります。 |
機能の限界 |
又、録画を停止した後でハードディスクへ保存するわずかな時間(約1秒)は、検出機能が停止するため、100%完全に録画が可能となるわけではありませんが、実用面では特に問題は無いと判断しております。 以上は本格的に、24時間動画を記録して監視する方式を採用したいきさつを記述させていただきましたが、試験的にUSBカメラを利用する場合の導入例を含めて下記の表に整理いたしました。 |
携帯電話へ静止画を送信 | |||||