2.0 ビデオ録画機器


 ビデオ録画機器の選定は、目的や使用方法について設置後の予定を明確にする事が重要です。  保存する媒体としては、磁気テープは劣化の問題のためハードディスクへ移りつつあるようです。

 専任の監視員が操作できる環境(繁華街の警備・有料駐車場監視)では、カメラの向き・ズームアップ変更に便利な機能が利用できる、ネットワークカメラが利用されているようですが、ここでは省略させていただきます。

 パソコンを利用して、1台のみ自動録画を実現するにはUSB接続のWEBカメラを利用するのが最も簡単です。WEBカメラはチャットと併用して利用する事で宣伝されていますが、ノートパソコンで使用すると移動可能な録画専用機となります。WEBカメラの中には底面に滑り止めがついて安定して台の上に置け、高解像度で自動録画に適した機種もあります。

 2台以上のカメラを常時使用するには、台数に対応した画面分割機を使用する必要があります。簡単に実用できる規模は 4台セットが安価と思われます。重要な事は、誰がその機器を利用(保守管理・異常検知)するかを明確にして購入・設置する事ではないでしょうか。

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